土地 売却|土地売却にかかる費用はどのくらい?費用一覧と節税のコツ

これから土地の売却を考えている方が多くいると思われます。相続などで保有することになったが、特に使用していないのであれば売却した方がいいです。余計な固定資産税や維持費を払い続けることになってしまいます。

どんな費用がかかるか把握しておこう

土地を売却する際の気になるポイントは、やはり費用になります。5つの費用と4つの税金がかかってしまうので、トータルの費用は決して安いものではないです。

5つの費用の1つ目は仲介手数料になります。仲介手数料は売買代金が200万円以下で5%で200万円以上400万円以下で4%、400%以上だと3%です。上限は36万円で、売買代金がいくら高くても36万円以上にはなりません。

2つ目はローンの抵当権抹消費用です。土地に住宅ローン等が残っており抵当権が設定されている場合に、それを抹消するために生じる費用になります。抹消登記の登録免許税が1件につき1000円かかります。

3つ目は土地境界を決めるための測量の費用です。トラブルにならないために、境界を明確にすることは重要です。4つ目は必要書類にかかる費用、5つ目がその他の調査や工事にかかる費用になり、5つの費用をしっかり把握しておくことをおすすめします。

税金を少しでも抑えるための方法

4つの税金の1つ目は印紙税です。売買代金に応じて2000円から10万円になります。2つ目は譲渡所得税で、所有期間が5年以下が30%で5年以上の場合は15%です。3つ目は住民税で、4つ目は復興特別所得税です。4つの税金が課税されますが、節税方法があるので活用してみてください。

節税方法は取得費と譲渡費用を漏れなく計上して確定申告をすることになります。取得費と譲渡費用が多ければ多いほど、節税になるので、少し面倒ですがしっかり計算して計上するべきです。取得費は土地の購入金額や手数料、登録免許税で、譲渡費用は仲介手数料や印紙税のことを指します。

土地の売却には確定申告が必要になるので、翌年の2月から3月に忘れずに申告を行う必要があります。無申告がバレてしまうと多額の追徴課税が課せられてしまうので絶対にダメです。節税方法を実践して安く抑えることはできますが、ゼロにすることは無理です。

売却時にかかる費用も結構かかる

土地の売却には5つの費用と4つの税金が発生します。この説明でも分からないのであれば、不動産会社などを利用して相談してみるべきです。専門家なので詳しい知識を持っていますし、分かりやすく説明してくれます。