シニアになると所有している土地を処分し、現金に換えたい人も多いです。この場合不動産業者の仲介や買取で土地を売ることになります。土地を売却するには事前に知っておくべきことがあります。ここでは土地買取のメリットを活かすことや、仲介手数料を安く抑える方法や売り出し価格を高く設定する重要性を説明します。
仲介手数料を安く抑える方法について
土地を売る際に最もスタンダードなのは、不動産業者による仲介といえます。仲介は不動産業者と媒介契約を結びます。そして査定してもらい、売り主の希望とすり合わせ売り出し価格を設定します。此処で大事なことは、仲介であるならば売り出し価格を高く設定しておくことです。
仲介はできるだけ土地を高く売りたいと考える人が利用します。そのため最初から相場に近い値段で設定すると、価格交渉が入って相場額よりも安く売らざるを得なくなってしまうからなのです。その後不動産会社はネットワークを活用しポスティングやホームページ掲載で販促をかけ買主を探してくれます。
仲介手数料を安く抑えるには、ネットで一括査定を活用するとよいでしょう。すると複数社の見積もり査定が表示され、各社の仲介手数料なども明示されます。
複数社相見積もりをし、その中から最も安い仲介手数料の業者を選択し売りに出せばよいのです。少しでも損せず希望額に近い高値で売るには、一括査定と売り出し価格を高く設定することがコツです。
土地買取のメリットを活かすことも大事
仲介で土地を売りに出しても、たびたび価格交渉が入ってなかなか売却にい有らないこともあります。価格交渉のほか、立地条件が悪かったり、事故物件の土地であると仲介ではなかなか売れないケースも多々見受けられます。この場合は仲介に拘らず、買取という方法で土地を売ることも検討しましょう。
買取は様々メリットがあるので、土地買取のメリットを活かすと短期間で売れることも多々あります。具体的にメリットとは、買取は不動産会社が査定した額で自ら即時買取してくれます。そのため立地条件が悪くても買い取ってもらえる可能性が高まります。
さらに契約不適合責任の免責があるので、火事や人身事故、ローン返済が滞った土地も問題なく買い取ってくれます。現金化するスピードも一週間やひと月程度と早く、離婚や遺産分割ですぐにお金が必要な人にも向いています。土地の確定測量費、仲介手数料もかからないのでコストをかけずに売却できます。
土地売却で仲介手数料を安く抑えるには
土地の売却で仲介手数料を安く抑えるには、一括査定をし複数社から相見積もりを取って最安値の手数料の不動産業者に依頼するとよいです。仲介で売れない場合には、買取も検討することも大事です。買取なら仲介手数料もかかりません。