土地 買取|土地を売る方法は買取?仲介?買取のメリット・デメリットと買取をおススメするケースを解説

高齢になり田舎の土地を売って二、息子と二世帯で暮らすことを考える人もいるでしょう。土地を売るには不動産業者で買取もしくは仲介を利用して売ることになります。買取と仲介の違いや買取のメリット・デメリット、買取をオススメのケースなどをご紹介します。

買取のメリット・デメリットについて

土地を売りたいと思ったら、不動産業者に買取か仲介かを選択し、売ることになります。買取と仲介の違いは、仲介と買取のメリット・デメリットを見ていくとよくわかります。仲介とは不動産業者が査定し、媒介契約を結んで行われる方法です。

不動産会社がネットワークを活用してDMやポスティング情報誌掲載などをして販促をかけ買い手を見つけます。仲介は売り主の希望額にそって高値で売れるのがメリットです。その反面買取とは、不動産会社が査定した金額で即時不動産会社が買い取ってくれます。

大きな買取と仲介の違いは、ここにあるといえるんです。不動産会社が直に買い取るので、スピーディーに売れ現金化が早いのがメリットです。だが仲介と違って、買取額が相場額の二割から五割安くなるのがデメリットと言えます。こうした両社のメリットとデメリットをよく把握して、どちらの売り方が最適かよく検討する必要があります。

買取をオススメのケースとはどんな場合か

買取にはそのほかにもメリットがたくさんあります。例えば契約不適合の免責があるんです。具体的に言うと、その土地で事故が起こって死者が出た、火事等放火の被害にあった、震災で家が倒壊してしま他といったことがまれにあります。

これらはいわゆる事故物件であり、仲介で売りに出してもなかなか売れずに何年も経過してしまうことがあります。買い手もこうした事故物件は心理的負荷があって、大幅な値下げ交渉を持ちかけることもあり仲介でも高値で売ることができません。

このような事故物件であっても買取なら売却できる可能性が高いので、オススメと言えます。買取をオススメのケースは他にもあります。

現金化が早いので、離婚や遺産分割ですぐにでも現金を受け取りたい人、住宅ローンを滞納で支払いが困難で売却してローン返済にすぐにでも充てたい人などにも最適な売り方だと言えます。仲介で最初は高値で売り出して、それでも売れない時に買取保証を利用することも可能です。

土地を売る方法の長所と短所と買取がお勧めなケース

土地を売るには仲介があります。仲介は高値で売れるのが長所ですが、売るまでに時間がかかります。買取は現金化が早いのがメリットです。反面市場相場よりも安く買い叩かれます。買取がお勧めなケースは事故物件の土地なのです。