土地 買取|相場の調べ方と土地買取のメリット・デメリット、買取に向いている人とは

様々な理由から土地の売却を検討している人も多いかもしれませんが、売却手段の一つに買取があります。これから買取を利用したいと思っているのであれば、買取価格の相場や土地買取のメリット・デメリット、買取に向いている人の特徴などをしっかりと把握しておくことが大切です。

買取相場は市場価格の8割が現状です

仲介と比較して土地買取を依頼したいと考えた場合には、まず最初に買取相場の市場価格から考えていく必要があります。一般的に仲介と比べると買取の場合には価格が安くなってしまうのが実情であり、買取相場は市場価格の8割が現状となっています。

もしも売却に苦戦しそうだと思われる土地の場合には、市場価格の5割程度になるところも見られます。反対にすぐに嬉しそうだという土地であれば、9割になることもあるでしょう。不動産会社の場合にも、どんなに少なくても1割ほどは利益を確保したいという思いがあるため、どんなに高く売却できたとしても市場価格の9割程度です。

価格を重視したいと考えているのであれば、買取ではなく仲介を選んだ方が良いでしょう。仲介の場合には多くの人が購入検討することから、相場よりも高い売却が期待できます。とはいえ売却に関しては仲介の方が長くかかるのが現状であり、不動産会社が買い手を見つけ出すためには、3ヶ月以上の時間を要することになります。

土地買取のメリット・デメリットや買取に向いている人

売却までの期間や手数料、条件などが気になってなかなか売却に積極的になれない人もいるかもしれません。しかし買取の場合には、仲介とは違う買取ならではのメリットがあると言えるでしょう。反対にデメリットもあるため、土地買取のメリット・デメリットや買取に向いている人の特徴などを把握することは重要です。

メリットは何と言っても早く確実にお金が入る点です。特に借金や離婚など緊急的にお金が必要だという場合には最適な手段になります。仲介手数料も掛からず、古い家が建っていたとしても解体せずに売却することも可能です。

反対にデメリットに挙げられることは、価格が安くなってしまうことです。仲介の相場よりも、買取相場は市場価格の8割程度安くなるのが実情です。

このように土地買取のメリット・デメリットがあることがわかりますが、買取に向いている人としては、早く現金が欲しい、条件の悪い土地を持っている、瑕疵瑕疵を抱えている土地を持っている人などが該当します。

これらの条件に当てはまっている場合には、仲介での売却が難しくなったり安くなってしまう可能性もあるため、買取に向いている人の特徴と言えます。

特殊な事情があれば買取が向いている

このようなことから、買取価格の相場は市場価格の8割程度になってしまうものの、早く確実にお金が入り、条件が悪い土地も売れるなどのメリットがあると分かります。このように土地買取のメリット・デメリットがあるため、特徴を踏まえた上で利用をすることが大切です。