土地 売却|土地売却の流れを基本の6つのステップで解説。相続・古家付き土地のケースはどうなる?

土地売却をする時に、何から始めたら良いのかわからないというケースはよくあります。そのため、売る前に具体的にはどんな流れで、手続きを進めれば良いのかを事前に知っておくことが必要です。事前に流れを知っておけば、トラブルなども避けられます。

土地売却の6つのステップについて

土地売却の流れとしては、6つのステップがあるということを初めに覚えておきます。

最初に行うのが不動産会社に土地査定の依頼です。査定をすることで、土地の売却価格がわかります。複数の会社に依頼することで平均的な売却価格を理解することができ、信頼できる会社を選ぶことにもつながるため一社だけではなく複数社に頼むことがポイントです。

次に不動産会社と媒介契約を結びますが、媒介契約は3種類から選ぶことが可能です。契約の種類によって特徴が異なるため、どんな違いがあるのかを事前に知っておきます。契約が終わったら不動産会社は売買活動を行います。ポータルサイトへの掲載などを行なって情報発信していきます。

買主が決まったら売買契約を結び、決済・引き渡しが行われます。最後に確定申告を行なって納税を行うという流れになっています。この6つのステップを事前に知っておくことで、自分が行う必要のある行動が明確になります。

相続の場合や古家付きの場合の流れ

土地だけであれば、比較的簡単なステップで売ることができます。しかし、相続の場合や古家付きの場合は、少し流れが変わります。

相続の場合は、売却するのと同時に相続関連の手続きも加わります。流れとしては遺産分割協議書を作った後、相続した不動産の名義変更を行なった上で土地を売ります。相続人が二人以上の場合には、売却した際に得られた現金を遺産分割協議で決めた通りの割合で分割します。税金がかかりますが、この税金も全員が支払います。

土地を売る前に遺産分割協議を行わないと、相続トラブルに発展する可能性があります。それを避けるためにも、事前にしっかり話し合うことが大切です。

古家付きの場合は、家付のまま売るのか更地にするのかを検討します。更地にした方が売れやすいケースもありますが、家付のまま購入したいという人もいるため家の築年数や劣化具合などを考えて決めていきます。どちらが良いかは、不動産会社に相談するのも良いとされています。相談後に土地を売るという契約を行います。

土地売却を成功させるためには会社選びが重要

土地売却の流れを知っていたとしても、実際に土地を売るのは不動産会社です。そのため土地売却を成功させるためには、会社選び自体を慎重に行う必要があります。信頼できるかどうかは、口コミなどをチェックすることがおすすめです。