土地 売却|土地売却時の建物解体費用の相場。解体するメリット・デメリットと注意点

建物を解体して土地を売却したい場合、解体費用にいくらお金がかかるのか気になる所です。建物の解体費用の相場を建物と大きさ別で確認してみましょう。また解体するメリット・デメリットや注意点といった情報も纏めてみたので参考にしてみることをお勧めします。

建物の解体費用の相場をチェック

建物の解体費用は建物の種類や大きさによって異なります。例えば木造住宅の場合20坪で62〜130万40坪で124〜260万円、60坪だと186〜390万円80坪だと248〜520万円という金額が相場です。鉄骨造となると20坪68〜140万円・40坪136〜280万円、60坪204〜420万円そして80坪で272〜560万円となっています。

これがRC造りとなるとさらに解体費用の相場はアップします。RC造りの解体費用にかかる金額は20坪70〜160万円・40坪140〜320万円、60坪210〜480万円・80坪280〜640万円です。場合によってRC造りだと600万円以上の解体費用がかかる場合もあります。

土地は建物を高額な費用を支払って売却した方が良いケースもあれば、逆に建物も一緒に売却した方が良いケースもあるので不安に感じる方は不動産業者に相談すると良いでしょう。

解体するメリット・デメリットや注意点

建物を解体するメリット・デメリットのメリットとしてはまず、土地が売れやすくなるという点が挙げられます。建物が解体されて土地だけの状態であれば買主側にとっては、解体する手間はお金が省けますし新築を建てたい買主から土地が売れやすくなります。

建物が老朽化している場合だと、それだけでマイナスイメージとなり売れにくくなるので、解体費用を払ってでも更地にした方が売却しやすいです。

デメリットは、より高く売れるチャンスを逃してしまう可能性がある点が挙げられます。築25年未満の建物や古民家として需要がある建物だと、土地の価格にプラスして建物代が加わり高い金額で売却できる可能性が高いです。このようなケースだと解体すると金額が下がるのでデメリットと言えます。

土地売却において解体する際の注意点には、市街化調整区域などに指定されているエリアだと新築で建物を建てられないケースがあります。新しく建物を建てられるか不安な場合は、自治体の担当部署に問い合わせしましょう。

建物を解体して土地を売却するポイント

建物を解体して売却する場合、解体費用がかかってもメリットがある物件もあります。建物の解体費用の相場は建物の種類や、大きさなどで異なるため事前に確認しておく事がお勧めです。またメリット・デメリットに注意点もあるので、その点もしっかり把握しておきましょう。