新人教育

022

当院では、新人と指導者が互いに育て育ちあう教育を実践しています。
研修責任者、新人教育担当者、プリセプターを中心に、「現場教育プログラムに基づき統一した指導」「看護実践能力を高めるシミュレーション教育の充実」「個々の成長に応じた支援」「感性を大切にした関わり」「きめ細やかなメンタルへルス支援」が特徴です。

田中 京子さん
研修責任者
1985年入職
当院の新人教育は、厚生労働省の「新人看護職員研修ガイドライン」にそって体験したことが自信になるような実践的なトレーニングを行っています。プリセプターや教育担当者が協力し合いチームで新人看護師一人ひとりの成長を支援し見守っています。また、新人看護師どうしのつながりを深めるために年4回情報交換会を実施しています。
川井 幸美さん
新人教育担当
2012年入職
「共に学ぶ姿勢」を大事に、病棟全体で新人看護師を指導できる環境づくりに取り組んでいます。新人はもちろん、新人を教えるプリセプターも相談できる窓口として教育担当者が各病棟におり、新人のスムーズな成長をプリセプターと一緒になって支えています。教育システムは「3年間で1人前を育てる」という方針で作られており、個々のレベルに応じて安心してサポートが受けられる体制です。
高浪 綾乃さん
プリセプター
2012年入職
プリセプターとして知識や技術だけでなく、患者さんとの関わりをどう持つかという観点を大切にした指導を心がけています。また、休憩時などの何気ない会話から、何でも話してもらいやすいような雰囲気づくりも大切にしています。プリセプターがそばに付けない場合もありますが、当院はペアナーシング制をとっているので、新人が一人でわからないことを抱えて困るということはありません。
萱谷 美咲さん
新人
2016年入職
当院へ入職を決めた理由の一つが、ラダー制度を取り入れた教育やサポートの充実です。特に配属前に看護技術のトレーニングを受けられたことは自信につながり、病棟での業務に活かされています。プリセプターや他の先輩看護師と病棟を回り、患者さんの観察も一緒にしてもらえるため、わからないことはその場で確認できます。先輩方が私の習熟度を把握して指導してくださっていることも安心感につながっています。

部署内教育と集合教育を連動

現場教育プログラム(1年目) クリニカルラダーレベルⅠ研修

部署内教育 集合研修 メンタル
ヘルスケア
新人
バッチ
プリセプター
設置
4月

病棟オリエンテーション
日勤業務開始

新採用者オリエンテーション
院内感染対策・リスクマネジメント
ストレスマネジメント・コミュニケーション
看護過程・看護倫理
電子カルテシステム操作
静脈注射に関する基礎知識 

【看護技術トレーニング】

感染対策・バイタルサイン・意識レベル確認・シーツ交換・清潔援助全般・排泄介助・移乗・移送・体位変換・ボディメカニクス・血糖測定・インスリン・筋肉注射・皮下注射・酸素の準備・吸入・採血・静脈注射等
40項目
面談    
5月

プリセプターの直接指導のもと、看護援助を実施し日勤業務の流れを把握

マンツーマン指導のもと、患者1~2名を受け持ち看護実践

未経験技術はシミュレーションを通して習得

【夜勤】
指導を受けながら見学

化学療法を受ける患者の看護


導尿・尿道留置カテーテル挿入と抜去・採尿・浣腸・摘便・直腸内与薬・抑制・吸引(口腔・鼻腔・気管内・気管切開部)・経管栄養・輸液ポンプ・シリンジポンプ・抗がん剤の取り扱い等
15項目

面談

情報
交換会

   
6月

土日出勤・夜勤業務開始

【日勤】
指導を受けながら、患者受け持ち2~4名

【土日出勤・夜勤】
指導を受けながら、患者受け持ち4名程度

リスクマネジメント【内服編】
看護必要度演習
創傷処置・褥瘡予防・良肢位保持・ポジショニング・車椅子シーティング・12誘導心電図・心電図モニター・BLS・中心静脈カテーテル管理・麻薬の管理・輸血、血液製剤の取り扱い等
15項目
面談    
7月

日勤・土日出勤・夜勤ともに受け持ち患者数を段階的に増やす

フィジカルアセスメント【知識・技術編】
(胸部・腹部のフィジカルアセスメント)

面談

情報
交換会

   
8月 入院の取り扱い開始   安楽な体位の援助      
9月   死後の保清と整容  

面談

情報
交換会

   
10月 個々の成長のレベルに応じ、 徐々に業務・看護実践の自立度を拡大

看護過程:情報収集の枠組み

教育担当者との相互研修

       
11月  

がん看護「看護師にもとめられている緩和ケア」

シナリオシミュレーション
(胸部・腹部のフィジカルアセスメント)

静脈留置針挿入に関する技術トレーニング 面談    
12月   老人看護概論

人工呼吸器管理

看護技術
チェックリストに沿って
到達を支援

情報
交換会

   
1月

入院の取り扱い自立・患者プライマリー開始

日勤・土日出勤・夜勤業務自立

ローテーション研修

    面談    
2月        
3月 受け持ち患者の看護の自立 看護観の醸成   面談    

看護実践能力を高める研修を数多く実施。

メンタルサポート
集合研修では情報交換会を実施し、
仲間同士が不安や悩みを自由に語り合い励まし合う場を設けています。
部署内では、管理者、新人教育担当者、プリセプターが定期的に面談をすることで、
きめ細やかな支援を行っています。定期的な面談以外にも新人に何か変化があれば
すぐに声をかけ、必要時は面談を行うなど、手厚く支援しています。
看護技術トレーニング
研修センターを利用し、
約70項目の看護技術トレーニングを実施。
安全で確実な看護技術の習得を目指します。
シミュレーション形式の豊富な研修で
看護実践に対する不安を軽減しています。
採血
輸液ポンプ・シリンジポンプ
ローテーション研修
1月~3月の時期にローテーション研修を実施します。
ローテーション研修では、自部署だけでは、経験できない
幅広い看護場面を経験します。
また、いつもとは違う看護経験や
他部署のスタッフとのふれあいを通して、気分転換が図れます。
直接介助の体験中 新人ナース
成長をサポートするツール
研修ファイル
新人の成長の記録として活用し、目標へ向う軌跡を可視化します。
他者へ経験を伝える手段にもなり、新人と指導者が相互に成長を共有しています。
研修ファイル
クリニカルラダーⅠ・Ⅱ評価表
ラダーのレベルⅡ(一人前)までに到達を目指す技術項目について、
到達のレベルを評価する際に使用します。新人と指導者が相互評価し、
新人の到達を支援します。
クリニカルラダーⅠ・Ⅱ評価表
新人バッジ
1年間名札に付けます。新人バッジを付けていると、
病院職員だけでなく患者さまからも励ましの言葉がかけられ、
安心して働くことができます。
新人バッジ
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